TOEICを400点から900点に伸ばした英語の勉強法

以前、英語の勉強法!話せるようになるために行った8つのことで僕が実践した「話すための英語」の勉強法を書いたけれども、資格が重要視される日本社会では、社内の昇進条件や就職活動、学校の単位認定に大きな影響を与える場合が多い。僕自身も大学生のとき、英語で外国人と会話するのがかっこいいと思っていた反面、短い期間ではあったがTOEIC(トイック)の勉強も並行して行っていた。

 

今日はそんな僕がTOEICの点数をあげるために実践した勉強方法を話していきたいと思う。英語学習の初心者にもおすすめできる勉強法なので是非参考にしてほしい。

 

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初めてTOEICのテストを受験した時のこと

僕は大学受験に失敗して自信を喪失しかけていた時に、「そうだ、英語ができればかっこいいじゃないか。」ともはや開き直りのような感じで英語を勉強し始めた。大学に入学する直前にその時点での実力を測るためにTOEICを受験した。大学受験で英語の勉強はある程度したし、1つの目安である730点はぐらいとれるだろうと思いながら会場に向かった。

 

大きな部屋でリスニングの試験が始まった。そして、心が折れた。1問もわからなかった。英語の音声が雑音に聞こえ、だんだんと眠くなってきてしまい、結局リスニングは試験時間の大部分を睡眠に費やした。

 

リスニングの試験が終わった時、「リスニングはあんまやってなかったししょうがない。リーディングで挽回だ。」と開きなおり、リーディング試験に全力を注いだ。ところがリーディングもほとんどわからない。30問ぐらい残して試験終了となった。

 

後日、結果が返ってきて点数をみたら435点だった。大学1年生の夏ごろに受験した時は更に下回って400点。ただし、ほとんど適当にマークをつけて400点取れたのだから僕はすごいなと思った。その反面、英語の難しさを改めて実感し、早速英語学習に対してネガティブなイメージを持った。やることが膨大すぎて何から手をつけていいかわからず、大きな不安に襲われた。

 

それでもオーソドックスな勉強を1つ1つ繰り返し行ったことで、TOEICの点数も飛躍的に伸ばすことができた。そんな僕が実践したTOEICで飛躍的に点数を伸ばす勉強法を紹介する。

 

TOEICで重要なことを勉強する

TOEICはリスニング100問とリーディング100問の計200問から成り立っているテストである。リーディングがあるということは、ある程度机に座って勉強しなければならない時間があることを覚悟しなければならない。けれども僕は机での勉強というのが大嫌いで、小学5年生の時に親に買ってもらった机を解体して、粗大ゴミに出してしまった。だから、近所にある大きな公園で日焼けをしながら勉強をしたり、雰囲気のいいカフェでコーヒーを飲みながら勉強することが多かった。TOEICで重要なことはもちろん、リスニング力リーディング力である。

 

今回は勉強法を紹介するが、大学受験で赤本をやったように、TOEICでは公式問題集をやることが実は得点UPの1番の秘訣である。問題に慣れたり、弱点を知ることが1番できるのが、過去問や公式問題集なのである。試験まで時間のない人はとにかく問題集を解こう!僕がこれからお伝えするのは、オーソドックスな勉強法で即効性はないかもしれない。でも着実に英語力をつけることができるトレーニングである。理想はトレーニングをして着実に力をつけていき、試験前に問題集を解くことだ。

 

 

それでは具体的な勉強法を説明していこう。
TOEICにおけるリスニング力リーディング力の2つの力を手にいれるために実践したことは次の通りである。

 

●リスニング力

  1. 発音(PART1〜7)
  2. リピーティング(PART1,2)
  3. シャドーイング(PART3,4)
  4. 英語シャワー(PART3,4)

 

●リーディング力

  1. 単語(PART1〜7)
  2. 文法(PART1〜7)
  3. 精読(PART6,7)
  4. 多読(PART6,7)

 

ご存知の方が多いと思うが、TOEICは全7PARTで構成されている試験だ。PARTごとに特徴がある。それぞれのPARTでどの勉強法が役に立つかを記しておいた。しかし、どの勉強法においても、上に書いていないPARTに対して役に立たないというわけではないということを留意してほしい。例えば、精読をし、文構造を理解することで、リスニング問題をより理解できるようになることもあるからだ。だから本当だったらすべて(PART1〜7)と書きたかったがそれだと面白くないので、参考程度に書いておいた。それではそれぞれの勉強法について詳しく見ていこう。

 

英語学習初期

TOEIC 勉強法
英語の基礎を身につける初期段階は、座学が多いためここで早くも挫折してしまう人がたくさんいる。でも基礎さえ仕上げればそのあとのTOEICの点数は飛躍的に伸びるし、何より英語学習が楽しくなる。英語学習初期にやるべきことを紹介しよう。

 

発音

英語の発音とリスニングがなぜ深い関係にあるのかというと、我々の脳は自分で発音できない音は聞き取れない音=雑音として処理されてしまうからだそうだ。知ってる単語なのに、耳で聞くとなんて言ってるのかわからないという場面に多く直面してしまう。いくら単語量を増やしても、聞き取ることができなければリスニングの点数は一定のところまで止まってしまうだろう。また、part1,2では発音でひっかけ問題が出題されるので、つまらないところで落とすのはもったいない。

 

 

意外と軽視されがちな発音だが、英語学習初期に学習しておくことをオススメする。発音をしっかりと学習しておくことが点数の飛躍的向上に後々役立つ。特に800点以上を目指す人にとっては、発音の学習は必須であると言っていい。発音で定評のある教材はCDでマスター 英語の発音が正しくなる本だ。発音をしっかりしないと点数が伸び悩むケースが多いので、しっかり声に出して覚えよう。

 

単語

大学受験でしっかり勉強した人にとっては簡単な単語も多々でてくる。しかし、大学受験をしてない人や英語からだいぶ遠ざかっている人はTOEICの単語をやる前に基礎的な単語を覚える必要がある。基礎的な単語集の王道はDUO3.0である。単語帳の中でも常にランキング上位にある人気教材である。

 

 

単語を覚える際は発音ごと覚えることが重要だ。なぜなら、発音を覚えることで、文章を滑らかに読めるようになり、問題を解くスピードが明らかに上がるからだ。単語の発音につまずくと、中々文章をスムーズに読んでいくことができない。また、さきほど述べた通り発音はリスニング力の向上にもつながる。リスニングの時に知っているのに聞き取れない単語が出てきてしまうのはとても悔しい。

 

基本的な単語を覚えた上で、TOEICによくでる単語をまとめた単語集をやればよい。「新TOEIC TEST 出る単特急 金のフレーズ」をやろう。ここに出てくる単語がなぜかTOEICの試験でめちゃくちゃ出てくる。かなりコンパクトなので、通勤の時などにサクっとやってしまおう。

 

 

900点をとるためには、単語で点数を落としてしまうと非常に苦しくなってくる。最後にTOEIC王道の単語帳を紹介しておく。ボリュームがあるので覚悟を持って取り組むことだ。

 

単語帳は最大3冊やる必要があるかもしれないけれども、発音ごと覚えてしまえば意外と忘れにくいので是非頑張ってみてほしい。TOEICに関連する単語帳は参考書の他にも、スマホのアプリにも教材が多数あるので、調べてみるといいだろう。

 

文法

英文法は今あなたがどのレベルにいるかによって、使うべき文法書が大きく異なってくる。それぞれのレベルにあった文法書に関しては別に記事を書こうと思うので、待っていてほしい。でも僕はどんな英語学習者にも1億人の英文法を読んでほしいと思っている。学校で習ったような堅苦しい英文法から脱却して、イラストなどを用いて、誰でも理解できるようにわかりやすく解説されている。

 

 

僕は大学受験で一通り文法を習得していたので、TOEICに特化した英文法の勉強は特にしなかった。1億人の英文法は読んでいたし、わからない文法があった時には弟が持っていたFORESTという英文法の参考書を開いて解説を読みつつ復習した。僕は高校卒業時にFORESTを含む教科書を全部捨ててしまっていたが、意外と役に立ったので捨てたこと後悔した。

 

TOEICのPART5,6は、知識があるかないかが勝負となってくる。プラスして時間をできるだけかけないで問題を解き、PART7の読解問題に時間の多くをあてたい。そういった意味である程度英語を勉強したことがある人が、PART5,6対策として何をすればいいかというと、とにかく問題演習をやりまくることだ。問題演習をやりまくって、答え合わせをして、わからないところは納得するまで参考書なり、人に聞くなりする。それを繰り返していくことで、新たな知識を得たり、ミスを最小限にとどめることができるようになるだろう。僕のように勉強が苦手な人はここは我慢のPARTだ。逆に、机に座って勉強できる人はこの部分は満点を目指して頑張って欲しい。

 

英語学習中期

TOEIC 勉強法
英語学習中期では、トレーニング種目が多くなる。リピーティングやシャドーイングを行うことによって、今まで全く歯が立たなかったリスニング問題が自然と理解できるようになり、リスニングパートの点数を飛躍的に伸ばすことができるようになる。それでは早速見ていこう。

 

リピーティング

僕は最もこのトレーニングが重要だと思い、ひたすらこのトレーニングを繰り返した。リピーティングトレーニングをするのに必要なのは短文を読み上げてくれる教材だ。TOEIC公式問題集のPART2はそれをするのに最適な教材である。それではトレーニング方法を説明する。

 

  1. ①CDが英語の短文を読み上げる。
  2. ②CDが短文を読み上げた後、それをそっくりそのまま復唱する。
  3. ③完全にコピーできるようになるまで繰り返す。

 

非常に簡単なトレーニングだが、やってみると難しい。なかなか口から英語が出てこない。だから僕の場合、1つの文を覚えるのに何回も繰り返しトレーニングした。また、発音やイントネーションを意識することも重要だ。

When does Stan start his new job?
引用元:TOEICテスト新公式問題集〈Vol.4〉

この場合、StanとStartの「a」の発音は異なる。CDをじっくり聞いて、その違いを感じながら声に出してみよう。そうするとその発音の違いがわかってくる。逆に自分で発音するときもこのときはこうゆう発音だなというのが感覚的にわかってくるようになる。この例文は5年前にリピーティングしたものだが、何百回と繰り返しやったので、音まで完コピしてしまった。完全にコピーすることで発音を覚えることができるので、違う単語や表現でも似たような音が出てきた時にはっきりと聞き取ることができる。聞こえる音を1つずつ増やしていくといつの間にかリスニング力がついていることに気づくだろう。

 

精読

精読も勉強要素の多い勉強法である。精読とは単語や文法、文構造や発音をチェックして、正確に英文を理解する作業のことである。大学受験を経験した人は、授業などで1文ずつ詳しく品詞分解をしたりして、解説してもらった経験があるのではないか。精読をしっかりやってきた人はTOEICに特化して精読をやる必要はないと思う。それよりはいろんな本を多読しまくったほうがいいだろう。これから精読する人は、次の3つを特に意識しなければならない。

 

  1. 語彙の意味・品詞・発音
  2. 文構造(主語と動詞、そして目的語・補語・修飾句など)
  3. 文法・構文

 

①語彙の意味・品詞・発音

語彙の意味を知ることは、文を読むことで重要である。そのために単語帳をしっかりやっておいてほしい。さきにあげた単語帳3冊をやっておけば、TOEICのテストにおいてわからない単語はほとんどでてこないし、わからなくても問題を解くのに支障がない単語だったりする。

 

②文構造

文構造を見抜くことができると、リスニング時・リーディング時に理解できるスピードが上がる。

主語・動詞・目的語・補語・修飾句などの文構造を必ずチェックしよう。
文構造のチェックは、ノートに直接、主語「S」、動詞「V」、目的語「O」、補語「C」と書き、修飾句は( )でくくったりして自分専用の精読教科書をつくる。

 

③文法・構文

普段からうろ覚えの文法を1億人の英文法やFORESTなどの参考書で覚えよう。

 

精読はすべてを理解するまでやることが大事なのである。これには膨大な時間がかかることを覚悟しておかなければならないが、精読をやることで英語力全体を高めることができる。僕もTOEICやTOEFLの問題集を精読したが、非常に大変で心が折れそうになった。でも、900点をとるには正確にかつ早く読む必要がある。正確に読むことができないと落としてしまうような問題がいくつも出てくる。文構造の理解が早くなれば問題を解くスピードも上がり、時間内にすべての問題を解くことができる。だから、精読の学習はじっくりと時間を使ってやってほしい。

 

シャドーイング

僕がシャドーイングを始めたタイミングはだいぶ遅かった。聞き取った英語をそっくりまねて口に出し、CDの音声に影のようについていく学習法がシャドーイングである。発音やリピーティングでしっかり力をつけてからでないとネイティブのスピードについていくのは非常に難しいが、TOEICの音声であれば、意外と早い段階からやっていいかもしれない。このトレーニングもリピーティングと同じく、発音やイントネーションまで完璧にCDをコピーし、かつ表現を覚えてしまうまで繰り返し練習しよう。TOEIC公式問題集のPART3,4はシャドーイングをするのにベストな教材である。その文を忘れられないぐらい何度も繰り返し練習し、全部覚えてしまおう。問題数もかなり多いので、全部完全にコピーするには相当長い時間がかかる。僕の場合は、リピーティングトレーニングをかなりやった後にシャドーイングを始めたこともあり、シャドーイングはCNN sutudent newsという現地の学生向けニュースを使ってシャドーイングをしていた。理由としては、ニュースキャスターのCarl Azuzの発音がとても綺麗であり、かつ実践的な英語を学びたかったからである。また、Carlはとてもユーモアに富んだ人で毎日やっても飽きなかったというのも理由の1つである。慣れてきたり、TOEIC公式問題集に飽きたらやってみるのもいいだろう。

 

英語学習後期

TOEIC 勉強法
一通り土台をつくり、トレーニングを終えた後は英語学習で一番楽しいパートが待っている。とにかく多くの英語に触れることで英語理解を深める。英語学習後期までくれば、好きな英語の番組を視聴したり、洋書を読むことだけで爆発的に英語力を高めることができる。

 

英語シャワー

ある程度英語のシャドーイングに慣れてきたら、あとはひたすら英語のシャワーを浴びる段階に入ってくる。今までのトレーニングでは、そんなに多くの教材を使わなかったが、ここではとにかくいろんな英語を聞きまくっていろんな英文に触れることが大切だ。これは別にTOEICの問題集じゃなくてもいいと僕は思っている。自分の好きなものでかつある程度理解できるものがいいのではないだろうか。TOEICの問題集だけを、朝家を出てから、会社・学校に行くまで、休み時間、帰り道、風呂の中、就寝前と、耳にタコができるまで英語を聞き続けると確実におかしくなってしまうので注意しよう。TOEIC以外でもいいので、1日英語を聞きまくる。英語漬けの生活になると夢の中でも、日本語ではなく英語を話す自分が出てくる。その姿はものすごくかっこいい。怖いぐらい英語に浸りまくることが大切だ。

 

英語漬けになる教材としてアメリカの長期休み以外平日毎日PodcastにアップされるCNN student newsやアルクのNo.1英語教材、1000時間ヒアリングマラソンもいいだろう。膨大な量の英語のシャワーを浴びるためにはベストな教材だ。

 

多読

単語や文法をきちんと学び、精読もやっているのであれば、あとは多くの英語に触れることである。精読で身につけた文構造にたくさん触れる機会を持つ。そして慣れる。TOEICのPART7はそこまで難しい文章はない。いわゆるビジネスレベルなのだから、一目みれば理解できるものも多い。僕はとにかく量をこなしたかったので、精読も多読も下に紹介する参考書をやった。

 

 

1通りやったあとは、大学にある英語の文献を読んだり、英語のニュースを読んだり、アメリカから本を輸入して多読しまくった。特に僕はスポーツが好きなので、アメリカのスポーツ記事を英語で読んでいた。わからない部分もたくさんあったので、気にしないで読むときと、たまにきちんと精読して読む時間もつくった。そうすることで、単語がわからないのか、文構造が見抜けていないのか、文法がわからないのかという原因をはっきりとさせ、そのたびに自分の英単語ノートに新しい単語や熟語をつけくわえたり、文法書で復習をした。

 

TOEICで900点を取得したあとの話

TOEICで900点をとるとどこに行っても評価される。就職活動ではどこに行っても必ず「どうやって勉強したの?」と聞かれ、「御社に入社させてくれたら教えますよ。」とかふざけて言ったこともある。900点以上を持っているとチャンスが増える。「君、たしかTOEIC900点以上だよね?ちょっとメキシコ行ってきてくれる?」と、そんな感じで海外出張が決まったこともあった。メキシコの母国語はスペイン語だけど、現地では英語を使ってやりとりをする。中国然り、ベトナム然り。コミュニケーションツールは英語だ。
僕は今、英語で海外の人とメールでやりとりするし、facebookで外国に住む友達と英語で情報を交換しあう。大好きなアメリカのバスケットボールリーグNBAの解説を英語で聞く。英語でアメリカ企業のアニュアルレポートを読む。日本に住む外国の友達と英語で話したりする。バスケのユニフォームを作るのに、安価な海外の業者を使う。

 

僕自身もまだまだ英語を流暢に話せるわけではないが、TOEICで900点ぐらいとれれば日常生活のだいたいのことは英語でできるようになる。

 

今日紹介したTOEICの勉強法がこれからTOEICの勉強に取り組もうとしている人や実際に取り組んでいるが伸び悩んでいる人の参考になれば幸いである。トイックが500、600、700、800点取ることができる人にはもちろん、今は100、200、300点しかとれない人にも自信を持ってオススメできる学習法である。

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サラリーマン兼ブロガーのTakuro。「英語を勉強したい・留学したい・海外ではたらきたい」そんな想いを持った人たちを後押しするために、Ivanと共に当サイトを創設。趣味は英会話・筋トレ・バスケ。好きな国はメキシコ。好きな場所は家・カフェ・ジム。